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FURANOdake / 2014

Life, Photo

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前回ニセイカウシュッペ山へご同行頂いたお二人と一緒に富良野岳へ。富良野岳は去年の初夏に大量の残雪と雪目、そして初の滑落を経験した思い出深いです。前回は色々ありつつも登頂はできていたのでリベンジ!とまではいきませんが、内心ひやひやしていました。何かイレギュラーなことを勃発させてしまったらどうしようと。トラブルを起こすなら誰も巻き込まずに一人で起こしたい。しかしさすがに8月後半。最低気温が10℃に届かず、朝方の空気がひんやりとして、曇りの天候だったこともあって最高気温も23.8℃までしか上がらず、秋のムードを感じさせる時期であれほどの残雪があるはずもなく。先月の上ホロカメットク山で途中まで来てるから確認済み!安心(完全じゃないけど)して登山を楽しむことができました。雪道のラインを辿るんじゃなくて、ちゃんとした登山道でね。



7:00出発。ナナカマドの木が朝露で輝いてた。四季の移ろい。



7〜9月の花、エゾオヤマノリンドウ。



安政火口付近の岩場と三人。どの写真を見ても多少は思うけどこういった火山の一枚は特に「よくこんなところに行ったな!」



ミヤマセンキュウも今がピークといわんばかりの咲き誇り方。



登山開始から約1時間30分、分岐に到着。分岐ってワクワクする。



指が入り込んじゃってる…。どこかからの湧水か、雪解け水か、細い川。



開始から約3時間、この長い長い階段までやってきた。ここまでの写真が極めて少なくて驚いた。どうしたんだ(笑)



階段の影にひっそりと咲いたイワギキョウ。階段でジワジワ効いてくる疲労をちょっと癒してくれます。



登頂間近。少し靄が晴れて麓の景色とチングルマ。



ここのお花畑も見たかったのになぁ。次は7月前半に来なきゃ。



歩んできた道が見える。ジオラマの様に通過点という実感がないで眺めてしまいます。



開始から約4時間半!登頂!新しいザックを背負って山頂標との記念撮影をするためにと支度をし出した夫が映り込んでしまった残念な一枚。景色がちょうど見えてたのにーーーーー。今回も山頂でホットサンドを焼いて食べました。山頂ランチが目的になってきてる雰囲気。楽しいから気にしない。



コマクサ。ピント合ってないな。



恐らく、ここが去年滑落した現場。今なら笑えないよ。怖かったけど戒めのために一枚。



小さくても存在感のある深い青のミヤマリンドウ。可愛いなぁ。



行きで撮らなかった手書きの方向案内。お上手で御座います。


8月も後半になると登山の終わりに「今年はあと何回登山できるんだろう」と考えてしまいます。月の前半が天候に恵まれず登山に行けなかったこともあって、消化不良の登山意欲。シーズンがもっと長かったらと、素晴らしい山々に囲まれた地域に住んでいるだけでも幸せなことなのに欲張りですが。
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