
5合目まではロープウェイ(約7分間・標高1,300m)、5合目から7合目まではリフト(約16分間・標高1,520m)。登山口にはこんなに立派なパトロール事務所が!2本目に乗車し、7時前なのに登山客は多めでした。ロープウエイからはニセイカウシュッペが見えますよ。

ちょっとだけ雲海が!

チシマキンバイソウ。直径5cmくらいありました。背が低い高山植物の中でここだけ南国ムード。※何故か黄色く撮れたのであえてそのままにしてあります。

アザミ。

ヨツバシオガマ。装着してるスパッツと同じ色!

オニシモツケ。線香花火みたい。

高山植物かと思ったけどオオイヌノフグリかな?

ダイセツトリカブト。世界最強といわれる有毒植物!

定期的に休憩してはしゃがみ込んでたから植物を持ち帰ってるんじゃないかって疑われたかも。撮ったのは写真だけですのでご安心を!

ほら〜。ちゃんと黒岳の山頂には辿り着きましたよ〜。2時間かけて(笑)

低木で陸地のツツジとは全く違う花のようなエゾツツジ。ウラシマツツジの葉っぱもある。

イワギキョウ、エゾツツジ、イワハゼ。遠くの方にもたくさんの花々が。

ふわふわの毛が生えたイワブクロ。

黒岳石室に向かうコース。後から聞くと、ここまでは行けたんじゃないか?と…。お花畑コースだそうです。悔しい。

調べてもわからない花もたくさんある…。

黒岳石室へ向かう夫の後ろ姿(オレンジ色のザック)を見送る。お鉢平巡りを遂げるつもりでいたようですが、道中で出会った登山者さんの意見を参考に北鎮岳へ登頂して下山してきました。わたしはここ黒岳山頂で下山。

ただ下山するだけではもったいないので高山植物を撮りながら戻ります。エゾウメバチソウ。散りかけかな?

チシマキンバイソウは群生していて黄色いお花畑になっていました。

調べてる途中で出てきたのに、見失ってしまった!

こういった草?って気になるんだよな。

登山道はこんな感じです。ガレ場はありますがそこまで危険な箇所はなく登りやすいです。が、階段って地味に疲れる。

マネキ岩。男性登山者さんに記念撮影を頼まれた場所。ピントが合ってるか確認してもらうと「上々です」とのこと。

ナナカマドなのかな?

どこでも目立つ、大輪のチシマキンバイソウ。

登山時はつぼみばかりでしたが、下山時は少し花が開いていたチシマヒョウタンボク。

「唐松」に似ているからカラマツソウ、だそうです。

リフトが見える。遠くの山に分厚い雲がかかってきました。天候が怪しくなってきた…。

リフト乗り場前にシマリスが5匹もいました。ガイドさんが解説しているのを盗み聴きしたところ、観光客によって餌付けされて人慣れしてしまってるそうです。小さくて可愛らしくても歯は鋭利なので触らないほうがいいですよー、と。撫でたくなる気持ちはわかる。

北海道固有種のエゾルリソウ、絶滅危惧IA類だそうです。野生種を見られるなんて!しかし。このお花を撮りたくてしゃがんでいたら…。ピントが合っていない理由は…。

踵辺りにシマリスのしっぽが…。動けない…。警戒心ってものはないのか!?

パトロール事務所全容。喫茶室もあるんですね。

帰りのリフト。雲が迫ってきた…。

降りは自力で出来てもグイっと腕を引っ張られます(笑)

五合目。ヒグマ、ヒグマ、注意書きの看板は多く見てもホンモノに遭遇した事はありませんが、北鎮岳への道中で夫が遠くの雪渓を歩くヒグマを見かけたそうです。他の登山者さんはヒグマが駆け寄ってきて逃げてきたと言っていたそうな…。お鉢巡りする方はくれぐれもご注意を!

ロープウエイ駅全容。天気が良い日ならここからでも十分景色が楽しめそう。建物左側に足を洗う水場があります。
7合目から黒岳山頂までは体調が最悪で休憩1時間を含めて2時間、少し体調が回復した下山時は写真を撮りつつでも40分程度でした。体調が普通通りなら2時間で往復できそうです。親子連れがとても多くて、わたしのザックから飛び出したプラティパスの管を見て「あの人、酸素背負ってる!カッコイイ!」と喜ばれたのは良い思い出です。訂正はしませんでした。いつか分かるよ、少年。道もとても歩きやすく、危険な箇所も少ないので初心者の登山にもオススメできそうです。ただ、黒岳石室よりも進む場合はヒグマに要注意ですね。登山者が多くても人気が少なくなったら熊鈴を鳴らすのは必須かもしれません。下山後はお鉢平巡りを目指していった夫を待つため、駐車場の車内で眠っていました。
今回はわたしの体調不良を考慮して温泉には入りませんでした。リベンジの時に楽しもう。ただ、二人ともかなりハラペコだったので、武華岳の帰りにも立ち寄ったぐるめ工房 か夢かむへ。ここで買えるベレルのパンとシュークリームが美味しいです。ソフトクリームも。ちょっとした休憩スペースもありますよ。