デザイン系の投稿を一切していませんよね。住んでる地域に積雪のない山があったら、完全に山レコブログになるんじゃないかな。この登山から1ヵ月、山が恋しいです。冬山に登る度胸がないのと、平地では観られない非日常な白銀世界に包まれるとか想像するだけでハマってしまいそうな自分がいるので、手は出さないでおきます(笑)
10月10日、ニセイカウシュッペ山(北海道上川郡上川町・標高1,883 m)へ行ってきました。今回は夫と、登山歴の長いお二人!この方に貸していただいた「岳」を読んだのが登山をはじめる切っ掛けになったのです。大先輩です。勝手に「山の女王」と呼ばせていただいております。
日本三百名山に登録されているのと、なんと日本最北の高い地点だそうです。そんな山に車で1時間ちょっとで来られるなんで良い土地に住んでるなぁ。中越コースで山頂を目指しました。緩やかな斜面が多いのに、しっかりと登っている実感のある景色が楽しめるのが素晴らしいです。
入山口には鍵ゲートがあります。熊出没注意の看板が。こわいこわい。
得体の知れないオレンジ色の物体が!「キノコ?」「確か生き物だったはず」と聞いて興味津々。樹液酵母だそうです。モコモコしていて可愛い。下山時にはほんの少しだけ大きくなっていたような気が…。
日差しと黄色く色づいた木々。写真を見ると踏みしめた落ち葉の匂いを思い出します。
この日も天候に恵まれました。青空に自然の鮮やかな色が映える。
明け方にグッと冷え込んだので日陰には霜柱が残っていました。間近でみたのは久し振り。
日向にはチシマキンバイが咲いていました。よく耐えてくれた!
大槍と小槍。鋭利な先端でした。どうみても「こやりの上でアルペン踊りをさあ踊りましょ」は無理。ロッククライミングしてまであそこの先端で踊っちゃう?なんて、さすがコミックソング。
ハイマツが生い茂った斜面を登ると、山頂!およそ2時間40分。冬の空気。インナーを着込みました。
さすが先輩方は装備が違います!ジェットボイルでお湯を沸かしてくれて、あたたかい飲物をいただきました。疲れた身体に染みる〜。そしてたちまち物欲も沸きました。欲しい。
下山は登りよりものんびりと景色を楽しみながら。落雷に打たれて真っ二つに裂けた樹!
倒木更新(寿命や天災、伐採などによって倒れた古木を礎にして、新たな世代の木が育つこと)を教えて貰いました!いろんな知識があると楽しさも倍増するなぁ。たくさん覚えないと。
今度こそ、本当に山納めになりました。長い長い冬を越えて、春の山に登れる日を楽しみに!この山は緩やかなコースで景観を楽しみながら登れるのと、花畑が多そうだったから春は最高だろうなぁ。来シーズンこそデジイチを持って登れるようになりたいです!