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SANTOUyama

Life, Photo

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9月5日、まだまだ暑かったこの日も夫と北海道雨竜郡幌加内町の三段山へ登ってきました。夕方からpetitluxe様でネイルのモデル(光栄!)のお約束が入っていたので、標高も1,009mのこの山をチョイス。5合目までは車で登ることができ、しかも麓の近隣には道の駅。そこでは幌加内のお蕎麦になんと温泉施設、ルオント温泉!かなり完璧な場所!夕方には完璧に戻ってこられる!と、早朝からいそいそと出発しました。

雨煙別コースに到着。丸山分岐まで車でスイスイと!のはずが…我が家の愛車は軽自動車、しかもFF。1合目に行くまでも急勾配に阻まれ諦めました。あれ?どうなる?うーん、最初から不穏な空気だぞ…。嫌な予感はこの後の出来事でさらに拍車をかけます。道の駅に到着!…おや?定休日!?道の駅も温泉も、なんと水曜定休だったのです。夕方からの予定は汗っかきのまま過ごさなきゃならないの!?それだけは避けたい…。

改めて道の駅に近い、政和コースから入山することに。地上からスタートです。ますます不安になって来ました。入山口が草だらけ!本当にここが入山口なの!?でもここしかない!!ここまで来たからにはもう登るしかない。前日の大雨の影響なのか足下は泥濘だらけ、小さな虫だらけ。合っていたようですが、道が酷い。急勾配の上り下りが多く、崖っぷちギリギリに笹や草が生い茂って足下が見えない道ばかり。すんなりと歩ける道は本当に少ない!!ヘタしたら死んじゃう!?ヤバイ山に来てしまったんじゃないかって何度も何度も引き返そうかと思いました。

どうしよう…ここまで大体愚痴ばかり…(笑)キレイな写真をいっぱい撮ってきたのでそれをたくさん載せます。



ネジバナ!苫小牧に住んでた頃はよく見かけたなぁと懐かしくなりました。群生しているところも。ネジネジしていて可愛い。



葡萄?山の植物に詳しくなりたいな。



山紫陽花!かな?



ウメモドキ。秋を告げる植物だそう。この日は暑かった〜。



木陰からカッと照りつける日差し!



まだ写真を撮れる余裕があった道でもこんなです。崖っぷち。



葛藤しながら登りついた山頂からの眺め!



お出迎えをしてくれているかのようなキレイな景色でした。でも、もうクタクタ。写真を撮れるだけとっておにぎりとアーモンドチョコレートを食べました。すぐに下山しなきゃ間に合わない!



それにしれもこの頂上の標識、ズドーンと大きすぎないかな!?(笑)

この後も酷かったです。登りで4時間もかかってしまったので、わたしの体力と膝は限界寸前。崖っぷちギリギリと急勾配を登り下りするのは危なすぎるけど自力で下山するしか手段がない。お約束の時間までは本当に残り僅かの時間しか残されていない。かなり迷ったけど、5合目の丸山分岐点から夫とは別行動を取り、雨煙別コース(車で登ることが出来なかった急勾配)を一人歩くことに。心細いながらも4WDの車でなら登れる道の方がこの足腰にはまだマシだろうと、テクテク…。蜂に追いかけられたり、笹藪のざわめきに驚きながらもひたすらテクテク…。やっとの思いで下山しました。先に下山をして雨煙別コースの入り口まで車で迎えに来てくれた夫を発見した時には本当にホッとしました。夫もなかなかこないからあと15分たっても姿が見えなかったら森林管理局に電話をしようと思ってたそうです。それくらい二人とも精神的にも結構疲れてしまっていました。

お約束の時間は見事にオーバーしてしまい、汗だくの登山スタイルでネイルのモデルをさせていただきました…。
本当に申し訳ありませんでした…。

後日、調べてみたら三頭山を登られている方々はゴールデンウィーク直前の残雪がある頃から、暑くなる直前の7月前半が多い様子。お盆明けの今時期に登っている方は調べた限りではほぼいない…。地元の小学生たちが登山をしているのもこの範囲内。その時期は雑草などの管理も完璧にされているそう。んー。これは間違いなく時期を見誤っただけだ!と確信。

冒頭では散々愚痴を書きましたが、眺めは最高だったんです。

【今回の教訓】標高だけじゃ当てにならない。ターゲットの山のシーズンもちゃんとチェックして登ろう。近隣施設の定休日もチェックしよう。
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