天候の急変に振り回されて同じ月に同じ山へ。当初予定していた旭岳は前日(2014年9月16日16時11分)に例年より4日早い初冠雪との情報をテレビで目にして断念し、そうなると黒岳は自動的に却下、それならばと、マイカー規制真っ只中の赤岳も当日の早朝に見た天気予報で「上川管内は終日雨予報」と知って変更、雨雲が届いていなかった北見方面の武華岳となった次第です。紆余曲折。しかし北見方面との決断は功を奏しました。無理矢理決行で黒岳登山をした夫の知人によると、7合目辺りで突然の豪雨になり断念したとのことだったのです。気温も下がってきているし、雨に当たるなんて辛すぎる!天気予報様々。今回は6名での登山!お喋りばっかりしていたのか写真が少なめでした。前回より紅葉が進んでいて、目ではたくさん楽しめましたよ。
複雑な色合いの朽ち果てた木。冬を越えた来シーズンにはどんな姿になってるのかな。今回もライオン岩コースから山頂を目指します。
紅葉を通り過ぎて黄葉!雨雲に影響されてか、場所や風向きによって温い空気と冷たい空気に切り替わって不思議な体感でした。
きのこの山。
ライオン岩を通過したところ。目の前は山頂なのに、突然雲が分厚くなって一路が不安に。
しかし旭川方面を眺めると雲間から青空が。大気がもの凄く不安定。
約3時間程で山頂到着。人数が多いとランチ休憩も楽しさが倍増しますね。誰も他に登山者がいなく、山頂は貸し切りでした。全て見渡せるまでではありませんでしたが景色も堪能。そしてここのところ、山の写真をこっそりと仕事で使っているので素材集めにも熱が入りました。こんなのなんて日本庭園みたい!
これは素材としては使えないけど可愛いよね。
秋!というか、初冬のような寂しい眺め。
東尾根コースから下山中、風が少し強くなって厚めの雲に覆われました。雨に打たれることを覚悟していたら、なんと雪が。下山で身体を動かしているし、ほぼ完全防備だったので寒さは一切感じませんでしたがかなり気温が下がっていたのでしょう。地上より1ヵ月以上は早いであろう初雪。さらさらと降る雪は平地の世界で触れるものよりも貴重な雪のような気がして嬉しかったです。季節が流れるのは早いな。