去年、山頂が雲で覆われている上に、広範囲に広がった雪渓を確認してあと1kmのところでリタイヤした武華岳リベンジです!この日は久し振りに夫と二人のみの登山。二人だと夫が容赦ないのでペースが速かったです。多少はついて行けるようになったから、少しはタフになったかな?たまに急な斜面で手を貸して欲しいそぶりをしても完全に無視されたのは一生忘れませんが。いつかみてろよ。
7:30登山開始。登山口に車が一台。先に1グループが登っているようでした。熊との遭遇を恐れるシーズンとしてはかなり安心。
開始から15分、ライオン岩コースとと東尾根コースの分岐に到着。今回はライオン岩コースから山頂を目指します。
勢いよく流れる小川。
浅いので躊躇いなく徒渉。
ロープもどんどん登る。
部分的に紅葉が始まっていました。青空に映えて美しい。
倒木か、切り倒した木か、なんだか芸術的。
サルノコシカケが雨の雫でデコレーションされて怪しい姿。
Y O U K A N
断面がカッコイイね!
開始から約1時間半、前方にライオン岩の姿がハッキリと見えてきました。紅葉の箇所も多数!
完全無農薬天然のブルーベリー、酸っぱくて美味しい。(いっぱい食べました)
黒岳かな?徐々に周辺の山々がみわたせるように。
ライオン岩の断崖を見上げる。脆そう。こんなとこ登りたくないよう。登らないけどね。
ライオン岩の上も行けるみたいですね。足場悪いと予告されたら行く気も全く起きませんでした。こわいもんね。書いてくれた人、ありがとう。
ドライフラワーに最適なお花!名前はわからない!
ハイマツ帯もぐんぐんと進む。時折脇腹を松の葉で攻撃されるので、最前列で缶詰になったライブ会場をイメージしながら進むとスムーズです。全面ガード。
山頂に近づいてきた!かわいいな!
左手のピークが武華岳山頂。この稜線はあっという間だった。
10:00、武華岳登頂。多少雲があるものの、遠くの山が見渡せる良い天候。
山頂には我々以外になんと4名の登山者が!前日の雨で湿った木々をくぐり抜けて来たそうで、ウエアを乾かしていらっしゃいました。東尾根コースはハイマツゾーンが長い。「登山道に小熊の糞があったから記念に写真を撮っていったらいいよ」と笑顔で告げられました。こわっ。お昼休憩をして早々と下山開始。
東尾根コース、山頂直後のハイマツゾーンにクマの糞を発見。これが小熊の糞?よりによって道の真ん中で用を足すなんて!
山頂からここまで景色が眺められるのは珍しいそうです。翌日は終日雨予報だったから幸運でした。
東尾根コースから登り、ライオン岩コースから下山のコースが推奨されていますが、東尾根コースは急な斜面が多めなので我々はライオン岩コースからの登りをオススメしたいです。下りでも東尾根コースは膝に効く程の斜面でした。ライオン岩周辺はやや足場が悪いものの、そこまで危険箇所はありません。旭川市内からは車での移動が長いのがネックなだけで、天候さえ良ければ気軽に登れる山ではないでしょうか。ただ、熊鈴は必須で携行すべしです!