
駐車場にある立派でキレイなトイレ。しっかりと整備されていて脚を洗えるスペースあり。親切!

登山口。トレイルランニング装備の男性が下山してきて「足下滑るので注意してくださいね!」と爽やかに挨拶されました。この鋭角な山でトレランできるの!?

写真がぶれてる。ここまでのルートにはピークは全くありません。左の旧道ルートは黄金山を西にトラバースするように続いている道、かなり危険でもう廃道レベルだそうです。下りでは絶壁を斜めに下っていくとか…。もちろん新道ルートで山頂を目指しました。そりゃそうさ。

えぐい絶壁に小さな梯子とロープが。ここからロープを駆使してよじ登る場面が多々あるので幾度も「ファイト一発!」気分を楽しめますよ。

頂上目前の岩峰。濃霧の向こうには…。高所恐怖症だったら登山なんてしないだろうけど、そうじゃなくても脚がすくみます。

ちょっと隙間が。下の木々が引き詰められたブロッコリーのよう。ここでランチ休憩をしましたが蝉の鳴き声で耳鳴りがしました。

先端が山頂、小さく夫の背中が写っています。脚がすくんでしまっているので待機しました。安全第一。ムリはダメ。

「ファイト一発!」の下りもアスレチックゾーンです。腕の筋力が試されます。登山道を区切るロープはそれ専用ではないので絶対に頼らない方が良いです。急な下りもあって岩もゴロゴロと脆い足下で、ヘタをすると崖から谷底です。滑落はしなかったものの岩で躓き転倒して臀部を強打しました。お尻の脂肪ってこういうときに役立つのね。

帰路の海岸ドライブ!内陸に住んでしまうと海を眺められるのが本当に嬉しいんですよね。
雨雲と雨雲の隙間に行ったのもあり、耳鳴りがする蝉の鳴き声にサスペンス系ドラマの撮影に最適なくらいの濃い濃霧(重ねて表現したくなるくらいの濃さ)と崖で圧倒されました。写真を撮っても大体曇る。遠くからの写真は撮り忘れましたが、凄まじく切り立っている山容で「マッターホルンを思わせるような鋭角なピーク」と形容されるほどです。あんなところを登ったのねと呆れてしまう。往復たった3時間弱でしたが登り応えもバッチリ、ちゃんと景色が眺められたら大満足間違いなしの山です。そして完全な初心者にはオススメし難いです!ああいったコメントはベテラン登山者の言葉だから鵜呑みしちゃいけないよ!(笑)
今日のお風呂は浜益温泉。強打した臀部は思ったよりも素晴らしい内出血になっていました。他の入浴客に三度見されましたよ。転んだんだよ。江別市にある町村農場の牛乳が売店で買えます。濃くて美味しかった!