
望岳台駐車場に到着した時刻は6時。もう既にこの車の数。車中泊している方もいる様子でした。

いざ!登山開始!日差しが凄い、サングラスは欠かせません。この日から新アイテム、ネックゲーターも装着しました。日焼けも防げて、砂埃に苦しむことも回避!とても便利です。ただ、見た目はとっても怪しくなります。や、そんなこと気にしちゃいけない。紫外線は大敵。

蝦夷御山竜胆(エゾオヤマリンドウ)。望岳台付近には既に高山植物が咲いています。

開始から30分、分岐に到着。他の登山者は十勝岳方面へ向かっていきました。美瑛岳方面は人気ないのかな?

分岐から10分。一つ目の徒渉。暑かったからここに浸かってみたくなりました。気持ちよさそう。

左側が分岐です。ここまでは十勝岳方面と同じようなゴツゴツとした登山道。

イワブクロ。薬草らしいですね!神々しい。

ミヤマアキノキリンソウ。キク科なだけあって、身近な雰囲気のある高山植物。

ハイマツの小道ゾーン出現。何カ所もあります。

地面に…カビ?…霜柱?(そんなはずがない)

エゾノマルバシモツケ。紅葉した姿もキレイなんですって。

エゾノツガザクラの蕾。フラミンゴの頭みたい。

野生のブルーベリー発見!ハイマツゾーンにたくさんありました。一粒食べたらとってもすっぱかった。

コメバツガザクラの実。最早、秋のムード?

チングルマ、右から美瑛岳、美瑛富士と…ツリガネ山、トムラウシ?(夫によると大雪山とのこと)

エゾコザクラ。希少種だそうです。お花畑になってました。

見落としてしまいそうなくらいに小さな花、ミネズオウ。高い峰に咲く花というのが由来だそう。

チングルマの花も日当たりが優しいところではまだ咲いていました。

イソツツジもありました。さすが火山地帯。

右側遠くに歩んできた登山道が…。

ジムカデ。こんなに可愛い花なのに葉っぱがムカデに似ているからこんな名前だそうです。

雪渓1カ所目。陸上では何日も30℃を超えたのに雪がこんなに残ってます。

雪渓2カ所目。滑落したことがあるのにここまで短い雪渓ならサクサクと渡ります。上はすごく涼しい。

白い花弁のエゾコザクラ。珍しいそうです!やった!

徒渉しますよ。足下はゴアなので強気にザブザブといきますよ。

ミヅキ科のゴゼンタチバナ。

チングルマの花と雪渓。

ミヤマリンドウ。こういったキレイな青色って写真じゃムリだよなぁ。

イワツメクサ。ハレーション!

出ました!高山植物の女王コマクサ!ホント、よくこんなところで咲くなぁ…。

開始から5時間、望岳台から7kmも歩いてきたことを知る。ここまで案内看板はあれど距離は一切書かれていません(笑)トムラウシ方面の案内もある!18km!?

遠くに見えるのがトムラウシさんです。ここから目指すなんて心が折れちゃうよ。

さぁ美瑛富士山頂を目指しますよ!公園の小山じゃないですよ、高山です!
何故か山頂ではこのムービーだけ撮って満足してしまったので写真がありません。ガスってきてたけど撮れなくはなかったはずなのに。
時間に余裕があれば美瑛岳へ縦走も考えていたので長めに歩く覚悟はしていたものの、なんと、往復15.2km、10時間でした。よく歩いたよ…。平坦な登山道が続いてこりゃ楽チンだと楽しく歩いたり、よくここを登ったなと思ってしまう程に急なガレ場をよじ登ったり、盛りだくさんの登山でした。急なガレ場は登るときも大変なら降りるときも大変。途中で歩いてきた登山道を振り返るともう馬鹿じゃないかと少しだけ呆れてしまいました。足場が不安な崖ゾーンこそありませんがかなりの歩行距離になるため、軽い気持ちでは挑まない方が良いです。だた、景色は最高!達成感も凄いです!この日の上富良野は30℃を超えたようですが、いくつかの川を過ぎた時点で暑さはあまり感じず美瑛富士山頂付近では、少し肌寒い程度の気温でした。山には一足早い秋の気配ってやつですね。夏は短いな。